佐賀県白石町はなぜ「れんこん王国」なのか?
佐賀県の南部に位置する白石町。広大な干拓地が広がるこの町は、実は知る人ぞ知る「れんこん王国」です。町を歩けば、広大なれんこん畑が目に飛び込んできます。なぜ、この白石町で、これほどまでにれんこん栽培が盛んになったのでしょうか?
有明海の恵み、粘土質の肥沃な大地
白石町のれんこん栽培を語る上で欠かせないのが、その土壌です。白石平野は、有明海の干拓によって生まれた土地。この干拓地は、ミネラルを豊富に含む重粘土質という、れんこんの生育に理想的な条件を備えています。
粘土質の土は保水性が高く、れんこんが成長に必要な水分をしっかりと蓄えてくれます。また、豊富なミネラルは、れんこん特有の粘り気と甘みを引き出す重要な要因となります。この土地で育つ「白石れんこん」は、シャキシャキとした食感はもちろん、噛むほどに広がる上品な甘さが特徴で、市場でも高い評価を得ています。まさに、有明海の恵みが、美味しいれんこんを育んでいると言えるでしょう。
岸川れんこんの特徴
佐賀県白石町の豊かな土壌と自然の恵みの中で、大切に育てられている「岸川れんこん」。私たちはこのれんこんを、ただの農作物ではなく、“人と人をつなぐ食卓の中心”として育てています。岸川れんこんには、ほかにはない特別な魅力があります。
【岸川れんこんの3つの特徴】
1. 栄養価の高いれんこん
岸川れんこんは、食物繊維やビタミンC、カリウムなどの栄養素を豊富に含んでいます。特に、整腸作用や美肌効果が期待できる食物繊維が多く含まれており、健康や美容を気にされる方にぴったりの野菜です。
2. 味と食感の良さ
ホクホクとした食感と、ほんのり甘みのある味わいが岸川れんこんの自慢。煮物にすればホクっと、きんぴらや素揚げにすればシャキッとした歯ごたえが楽しめます。料理の幅が広がる、まさに“万能れんこん”です。
3. 希少価値の高さ
私たちは無農薬栽培にこだわり、一本一本、手間ひまをかけて育てています。そのため、形やサイズはやや不揃いで、収穫量も決して多くはありません。しかしだからこそ、安全で安心して食べられる“本物のれんこん”をお届けできるのです。
岸川れんこんは、大量生産が難しい分、毎年限られた数しか収穫できません。それでも、自然の力と人の想いをたっぷり詰め込んだこのれんこんを、ぜひ一度味わっていただきたい――そう願いながら、日々試行錯誤を重ねています。
食べた瞬間、「れんこんってこんなに美味しかったんだ」と思っていただけるはずです。
皆様からのご注文、お待ちしております。
■岸川れんこんオンラインショップ
https://sagarenkon.base.shop/